医師に限らずお金に関するさまざまな悩みがあ誰しもあるでしょう。税金、貯蓄、資産運用・・・あらゆる経済面の基礎知識を「FP技能試験」で学ぶことができます。知っておくと間違いなく役に立つスキルなのでぜひ、習得しましょう。
FP3級資格とは?
FP資格取得に向けた学習は、金融、不動産、住宅ローン、税制、保険、年金、相続など、人の一生にまつわる広範囲な知識を習得することができます。
この知識を活用して「ファイナンシャル・プランナー」として起業し、多くの人のライフプラン相談を業務とする人もいれば、金融機関などで力を発揮する人、一般企業内で仕事の幅を広げて活躍する人、あるいは自身の家計管理や資産運用に役立てる人などさまざまです。
FPの知識を身につける | 日本FP協会 (jafp.or.jp)
資格を取得するための学習が日常生活で大いに役に立ちます。確定申告の際の各種控除、年金制度、保険、住宅ローンなど様々な分野を広く浅く学ぶにはうってつけの資格となります。
FP3級試験の申し込み方法
日本FP協会ホームぺージから簡単に申し込むことができます。年に3回開催されており、各都道府県で受験可能です。3級は学科試験、実技試験ともに正答率60%で合格です。いずれもマーク選択式であるため、消去法で解ける問題も多く簡単な内容となっています。
勉強方法と期間
内容はそこまで難しくないのですが、参考書1冊購入することは必須です。問題集は購入する必要はありません。勉強時間は30時間程度を想定しています。1日2時間程度の勉強時間が確保できる場合は2週間あれば十分です。
参考書:みんなが欲しかった! FPの教科書 3級
何冊も購入する必要はなくこの1冊あれば十分です。3時間ほどかけて軽く1週まずは読んでみましょう。わからない箇所があれば付箋紙などでマークしながら読み進めていくといいです。必ず最新版を購入しましょう。
問題演習:FP3級ドットコム 過去問道場
過去問から多くの類題が出題されます。通常の問題集を購入する必要はなく、「FP3級ドットコム 過去問道場」をひたすらやることが1番合格への近道です。ぜひ、スキマ時間に少しづつ解き進めてください。解説を見ても理解が難しいときは参考書を参照して、知識を深めていきましょう。
最初に学科試験の問題を200-300問程度演習してから、実技試験を150問程度解けば合格レベルには達すると思います。1日50問程度を目標にチャレンジしてみましょう。間違えた問題はチェックしておいて、試験直前期に再度解きなおすとより効果的に学習できます。
演習問題用に電卓を準備する
FP技能検定で使用できる電卓は制限があります。まだ、持っていない方は必ず下記事項を確認してから自分に合ったものを購入しましょう。
電源内蔵のもの(そろばん不可)
演算機能のみを有するもの。
※ 使用可………√・%・定数計算、消費税に係る税込・税抜、売上に係る原価(MD)・売上・売価(MU)・利益率、日数・時間計算、
マルチ換算についてのキー、メモリー(M)機能(計算結果を1つだけ記録できるものに限る)、GTキーのあるもの
※ 使用不可……関数機能〔Σ(シグマ)・log 等〕・ローン計算・複利計算・紙に記録する機能、音〔タッチ音・音階・音声等〕を発する機能、プログラム(計算式)の入力(登録)機能、計算過程をさかのぼって確認できる機能等を有するもの。
数値を表示する部分がおおむね水平で、文字表示領域が1行であるもの。
外形寸法がおおむね26㎝×18㎝の大きさを超えないもの。
おわりに
FP3級は基礎的な内容ばかりですので、不合格になることはほとんどありません。資格を取ることで日常生活の様々な面で応用が可能になります。興味のある方は3級取得後に2級にチャレンジしてみてもよいでしょう。
趣味感覚で気軽にチャレンジしてみてください
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